アフターピルをオンラインで選ぶ前に副作用を確認!吐き気など5症状と注意点を解説

アフターピルをオンラインで選ぶ前に、副作用や吐き気など5症状と注意点を確認する記事のアイキャッチ画像。 安全性・危険性

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アフターピルを服用する前、あるいは服用した後に、副作用がどの程度出るのか、いつまで続くのかを知っておきたい方向けの記事です。

吐き気や頭痛などの副作用は珍しいものではなく、多くは一時的です。ただし、症状の程度や、服用後に吐いてしまった場合の対応など、知っておくべき点があります。

先に結論

主な副作用は吐き気・頭痛・不正出血・下腹部痛・倦怠感で、多くは数日以内におさまるとされています。

服用後2時間以内に吐いてしまった場合は、医療機関を受診してください。薬が十分に吸収されていない可能性があります。

強い腹痛、大量出血、意識が遠のくなどの症状がある場合は、自己判断せず速やかに医療機関へ相談してください。

※最終確認日:2026年8月24日。本記事は一般的な情報提供を目的とし、個別の診断・処方に代わるものではありません。


主な副作用一覧

アフターピルの主な副作用として、吐き気・頭痛・不正出血・下腹部痛・倦怠感などをまとめた図。

緊急避妊薬の添付文書や医療機関の案内では、次のような副作用が報告されています。

症状 補足
吐き気・嘔吐 比較的よくみられる症状。服用後2時間以内の嘔吐は対応が必要(後述)
頭痛 一時的なことが多いとされる
不正性器出血 消退出血を含む。量・時期には個人差がある
下腹部痛 胃腸障害を含む。強い痛みが続く場合は受診の対象
倦怠感・眠気 一時的な症状として報告されている
乳房の張り 報告されている症状のひとつ
月経周期の変化 予定より早まる・遅れることがある

副作用の出方には個人差があります。まったく症状が出ない人もいれば、複数の症状が重なる人もいます。いずれも起こりうる範囲の反応ですが、症状が強い場合や長く続く場合は自己判断で我慢せず、処方元の医師または薬剤師に相談してください。


服用後に吐いてしまった場合

第一三共ヘルスケアの案内では、服用後2時間以内に吐いてしまった場合、医療機関を受診することとされています。薬の有効成分が十分に吸収されていない可能性があるためです。

自己判断で追加服用せず、処方を受けた医師または薬剤師にすぐ連絡してください。追加服用が必要かどうかは、医師の判断によります。

2時間を過ぎてからの嘔吐であれば、薬剤は十分吸収されているとされています。この場合、追加の服用は必要ないとされていますが、不安な場合は処方元へ確認してください。


薬剤による副作用の差はあるか

日本産科婦人科学会の指針では、緊急避妊法としてレボノルゲストレル1.5mg(国内承認の第一選択)のほか、他の方法が使えない場合の代替としてヤッペ法が示されています。両者では、報告されている副作用の程度に差があります。

悪心 嘔吐
レボノルゲストレル法 3.6% ほとんどみられない
ヤッペ法 50.1% 14.8%

※日本産科婦人科学会「緊急避妊法の適正使用に関する指針(令和7年改訂版)」による。

ヤッペ法は悪心・嘔吐の頻度が明らかに高く、指針でも他の方法が使えない場合の代替とされています。薬代の安さだけで選ぶ場合は、この差を理解したうえで医師に相談してください。

ウリプリスタル酢酸エステル(120時間用)は日本国内で緊急避妊薬として未承認です。国内での大規模な副作用報告データが限られるため、処方時に医師から詳しい説明を受けてください。国内未承認薬は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。


副作用はいつまで続くか

吐き気、頭痛、下腹部痛などの症状は、多くの場合、服用後数日以内におさまるとされています。不正出血や月経周期の変化は、次の月経が来るまで、あるいはその後1〜2周期ほど影響が残ることがあります。

「数日経っても症状が強いまま」「悪化している」と感じる場合は、様子を見続けず相談してください。個人差があるため、一律の日数で「もう大丈夫」と判断せず、体調の変化を基準にしてください。


受診が必要な症状

  • 服用後2時間以内の嘔吐(前述のとおり受診対象)
  • 強い下腹部痛が続く、または悪化する
  • 大量の出血がある
  • めまい、意識が遠のく感覚がある
  • 息苦しさ、片側の足の強い痛みや腫れ(血栓症を示唆する症状)
  • 症状が数日経っても改善しない、または悪化している

息苦しさや片側の足の強い痛み・腫れは、まれに起こる血栓症の可能性があるサインとされています。これらの症状がある場合は、速やかに医療機関を受診してください。


よくある質問(FAQ)

Q
必ず副作用が出ますか?
A
いいえ。まったく症状が出ない人もいます。吐き気・頭痛・不正出血・下腹部痛・倦怠感などが報告されていますが、出方には個人差があります。
Q
吐き気止めを一緒に飲んでもいいですか?
A
自己判断での市販薬の併用は避け、処方時に医師または薬剤師に相談してください。症状の程度によっては、あらかじめ吐き気止めが処方される場合もあります。
Q
何時間で吐き気はおさまりますか?
A
個人差がありますが、多くの場合、服用後数日以内におさまるとされています。長引く場合や悪化する場合は、自己判断で我慢せず相談してください。
Q
薬局のレボノルゲストレル製剤とオンライン診療の薬で副作用は違いますか?
A
同じ有効成分(レボノルゲストレル1.5mg)であれば、報告されている副作用の傾向は基本的に同じです。ただし製品ごとに添付文書が異なるため、購入・処方時に説明を確認してください。
薬局購入とオンライン診療の違いを詳しく見る →
Q
ヤッペ法は副作用が強いと聞きました。本当ですか?
A
はい。日本産科婦人科学会の指針では、ヤッペ法の悪心は50.1%、嘔吐は14.8%と報告されています。レボノルゲストレル法(悪心3.6%)と比べて明らかに高く、指針でも他の方法が使えない場合の代替とされています。
Q
120時間用(国内未承認薬)で副作用被害が出た場合はどうなりますか?
A
国内未承認薬は、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。体調に異常がある場合は、制度の可否を自己判断せず、処方を受けた医療機関にすぐ連絡してください。
Q
服用後、めまいがして立っていられません。どうすればいいですか?
A
自己判断で様子を見ず、速やかに医療機関を受診してください。強い症状や意識が遠のく感覚がある場合は、救急要請も検討してください。
Q
副作用が心配で服用をためらっています。飲まなくてもいいですか?
A
服用するかどうかは最終的にご自身の判断ですが、アフターピルは性交後できるだけ早い服用が重要とされています。不安な点は、服用前に医師・薬剤師へ具体的に質問し、納得したうえで判断してください。

意に反する性交だった場合・費用が心配な場合

同意のない性交や性暴力の被害にあわれた場合、緊急避妊にかかる費用が公費で負担される制度があります。費用や時間を理由にあきらめる必要はありません。

相談できる窓口

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター

全国共通短縮番号「#8891」(はやくワンストップ)。最寄りのセンターにつながり、医療機関の案内や費用面の相談ができます。

警察の性犯罪被害相談電話

#8103」(ハートさん)。緊急性のない相談は「#9110」でも受け付けています。

電話で話すことがつらい場合は、多くのセンターでメールやSNSでの相談も受け付けています。16歳未満の方が関わる場合も、必ず窓口や医療機関に相談してください。


まとめ|多くは一時的。ただし2時間以内の嘔吐と強い症状は要注意

アフターピルの副作用は、吐き気・頭痛・不正出血・下腹部痛・倦怠感などが報告されており、多くは数日以内におさまります。まったく症状が出ない人もいます。

服用後2時間以内に吐いてしまった場合は、医療機関を受診してください。ヤッペ法はレボノルゲストレル法より悪心・嘔吐の頻度が明らかに高い点も知っておいてください。

強い腹痛、大量出血、意識が遠のくなどの症状がある場合は、自己判断せず速やかに医療機関へ相談してください。

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本記事は一般的な情報提供を目的とし、個別の診断・処方を行うものではありません。副作用の感じ方には個人差があり、症状が強い場合や不安な場合は自己判断せず医師にご相談ください。


参考文献

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