アフターピル72時間と120時間の違い|どっちを選ぶ?72時間を過ぎた場合も解説

アフターピルの72時間用と120時間用の違いを比較し、72時間を過ぎた場合の選び方を示したアイキャッチ画像。 安全性・危険性

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アフターピルには、主に「72時間タイプ」と「120時間タイプ」があります。違いを調べている間にも時間は経過するため、先に結論をお伝えします。

主な違いは、成分・国内承認の有無・服用時間です。72時間タイプとして主に使われるレボノルゲストレル(LNG)1.5mgは国内承認薬で、性行為後72時間以内のできるだけ早い服用が基本です。120時間タイプとして使われるウリプリスタル酢酸エステル(UPA)は性行為後120時間以内が目安ですが、2026年8月時点で日本では未承認です。

ただし、「72時間を1分でも過ぎたら作用がゼロになる」「120時間タイプなら5日目まで待ってよい」という意味ではありません。どちらの薬も、自己判断で待たず、できるだけ早く医療機関へ相談することが重要です。

この記事の医療情報について
本記事は2026年8月15日時点の公的資料をもとにした一般的な情報です。個別の処方判断に代わるものではありません。性行為からの経過時間、服用中の薬、既往歴などを医師または薬剤師へ正確に伝えてください。


アフターピル72時間と120時間の違い【結論】

アフターピル72時間タイプと120時間タイプの服用目安・成分・違いを比較した図。

比較項目 72時間タイプ 120時間タイプ
主成分 レボノルゲストレル(LNG)1.5mg ウリプリスタル酢酸エステル(UPA)30mg
服用時間 性行為後72時間以内のできるだけ早い服用が基本 性行為後120時間以内が目安。ただし早い服用が重要
国内承認 承認済み。医療用のノルレボ・後発品に加え、要指導医薬品もある 2026年8月時点で未承認。エラワン等を扱う医療機関はある
救済制度 国内承認薬を適正に使用し要件を満たす場合は対象となり得る 対象外
72〜120時間での位置付け 72時間超は国内承認された用法・用量の範囲外。作用が突然ゼロになるわけではないが、自己判断での服用はしない WHOは、72〜120時間では他の緊急避妊薬よりUPAの有効性が高いとしている
共通する注意点 100%妊娠を防げるわけではない。早いほどよく、医師・薬剤師への相談が必要 100%妊娠を防げるわけではない。国内未承認である点も理解して医師へ相談する

日本産科婦人科学会の令和7年改訂版指針では、国内で承認されているLNG 1.5mgを緊急避妊薬の第一選択とし、性交後72時間以内のできるだけ早い服用を推奨しています。一方、WHOの緊急避妊に関する解説では、UPAは72〜120時間において他の緊急避妊薬より有効性が高いとされています。

したがって、「どちらが強い薬か」だけで決めるのではなく、性行為から何時間経っているか、実際に何時に受け取って服用できるか、医師がどの薬を適切と判断するかの順に考える必要があります。


72時間タイプはレボノルゲストレル|国内承認されている緊急避妊薬

72時間タイプの主成分は、レボノルゲストレル(LNG)1.5mgです。日本産科婦人科学会の指針では、国内承認された緊急避妊薬として第一選択に位置付けられています。

性行為後72時間以内のできるだけ早い服用が基本

LNGの国内で承認された用法・用量は、性交後72時間以内に1.5mgを1回服用するものです。PMDAの審査報告書でも、可能な限り速やかに投与する旨の注意喚起が必要とされています。

「72時間以内なら、いつ飲んでも同じ」ではありません。服用までの時間が延びるほど効果が下がる可能性があるため、受診や購入を翌日まで先延ばしにせず、今から利用できる方法を探すことが大切です。

ノルレボとレボノルゲストレル後発品

「ノルレボ」はLNG 1.5mgを含む先発医薬品です。「レボノルゲストレル錠1.5mg」は同じ有効成分を含む後発医薬品で、いずれも国内承認薬があります。

医療機関によって取り扱う製品は異なります。先発品か後発品かだけで自己判断せず、性行為からの経過時間や服用中の薬を伝え、医師の説明を受けてください。

2026年から薬局で購入できる緊急避妊薬もある

厚生労働省によると、要指導医薬品の緊急避妊薬は2026年2月2日から販売が開始されました。2026年8月時点ではLNG 1.5mgを含む「ノルレボ」(第一三共ヘルスケア・7,480円)と「レソエル72」(アリナミン製薬・6,930円)が販売されています。

薬局購入は年齢制限がなく、保護者の同意も不要です。服用する本人が来店し、その場で服用します。診察料も送料もかからず、6,930〜7,480円で完結します。

なお、性交同意年齢である16歳未満の方には、産婦人科等への受診勧奨が行われます。

ただし、一般的な市販薬と同じように、どの店舗でも棚から取って購入できるわけではありません。

  • 販売可能な薬局・店舗が限られる
  • 研修を修了した薬剤師による確認と説明を受ける
  • 服用する本人が来店する
  • 購入後、薬剤師の面前でその場で服用する(持ち帰り不可)

厚生労働省の販売可能薬局一覧は定期的に更新され、掲載店舗が削除される場合もあります。在庫と担当薬剤師の勤務状況もあるため、来店前の電話確認が推奨されています。

72時間を超えている場合、要指導医薬品を薬局で購入することはできません。その場合は、薬局探しだけで時間を使わず、オンライン診療か産婦人科などの医療機関へ相談してください。


120時間タイプはウリプリスタル|72時間を過ぎても選択肢になる

120時間タイプに使われる主成分は、ウリプリスタル酢酸エステル(UPA)30mgです。「エラ」「エラワン」などの名称で案内されることがあります。

性行為後120時間以内が目安

UPAは、性行為後120時間以内の服用が目安とされる緊急避妊薬です。しかし、120時間は「待ってよい時間」ではありません。WHOは、UPAを含む緊急避妊薬について、性行為後できるだけ早く服用するよう案内しています。

72〜120時間ではUPAのほうが有効性が高い

WHOは、性行為後72〜120時間では、UPAを含む緊急避妊薬のほうが他の緊急避妊薬より有効性が高いとしています。このため、72時間を過ぎた人にとってUPAは相談対象となる選択肢です。

ただし、「120時間タイプはいつでも72時間タイプより優れている」「すべての人がUPAを選ぶべき」という意味ではありません。経過時間だけでなく、服用中の薬、体の状態、実際の入手時刻などを踏まえて医師が判断します。

エラワンなどは日本では未承認

UPAを含むエラワン等は、2026年8月時点で日本では未承認です。一部の医療機関やオンライン診療で処方されていますが、国内承認薬と同じ位置付けではありません。

実際に、クリニックフォアやメデリピルの公式ページでは、国内未承認薬であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外である旨を明記しています。

処方を受ける場合は、少なくとも次の点を確認してください。

  • 国内未承認薬であること
  • 入手経路
  • 国内承認薬の有無
  • 海外での承認状況や安全性情報
  • 医薬品副作用被害救済制度の対象外であること

UPAを扱うオンライン診療サービス

72時間を過ぎている場合、まず確認すべきは「そのサービスがUPAを扱っているか」です。72時間用しか扱っていないサービスもあります。

📊 比較表: 取扱薬と受付時間(2026年8月時点)
サービス 72時間用(LNG) 120時間用(UPA) 受付時間 診察形式
マイピル
72時間用は国内承認薬で最安
総額11,110円
国内承認・送料は全国一律770円
取扱いあり
国内未承認・救済制度の対象外
診療8:00〜20:00
年中無休
電話診察
顔出し不要
ソクピル
24時間365日受付
総額13,255円
国内未承認
取扱いあり
国内未承認・救済制度の対象外
24時間365日
土日祝を含むと公式に明記
電話診察
顔出し不要
クリニックフォア 総額11,880円
国内承認
取扱いあり
公式に国内未承認・救済制度対象外と明記
平日7:00〜24:00
土日祝も診療
ビデオ通話
薬局・ドラッグストア
(参考・要指導医薬品)
6,930〜7,480円
国内承認・年齢制限なし
取扱いなし 店舗の営業時間内
72時間超は販売の対象外
医師の診察なし

※すべて税込・通常配送で利用した場合(2026年8月時点)。国内未承認薬は医薬品副作用被害救済制度の対象外です。取扱薬・料金は変更される場合があるため、申込前に各公式サイトでご確認ください。

💡 表から分かること

72時間以内なら、国内承認薬を扱うマイピルが総額11,110円で最安です。診察は電話のため顔を映す必要がなく、送料も全国一律です。
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72時間を過ぎている場合や深夜・早朝は、24時間365日受付のソクピル。この時間帯は薬局も対面診療も利用できません。
ソクピルの口コミはこちら →

薬局はUPAを扱っておらず、72時間超は販売の対象外です。72時間を過ぎている場合、医師に相談できるのはオンライン診療か対面の産婦人科になります。


72時間を過ぎたらもう遅い?120時間以内なら自己判断で諦めない

72時間を過ぎても、その瞬間にLNGの作用がゼロになるわけではありません。ただし、72時間超のLNG服用を読者自身が決めてよいわけでもありません。120時間以内ならUPAを含めて対応できる可能性があるため、できるだけ早く医療機関へ相談してください。

72時間を過ぎてもLNGの作用が突然ゼロになるわけではない

日本産科婦人科学会の指針では、性交後72時間を超えてLNGを投与した場合でも、予想される妊娠率を低下させた研究データを紹介しています。72時間を超えても120時間までは効果が期待できるとされています(120時間を超えた場合のエビデンスはありません)。

一方で、国内添付文書上の用法・用量は72時間以内です。72時間を超えたLNGの使用は承認された範囲外であり、時間が延びるほど効果が減弱する点にも注意が必要です。「手元にLNGがあるから飲めば大丈夫」とは判断せず、医師へ相談してください。

72〜120時間ならUPAという選択肢もある

72時間を超え、120時間以内であれば、UPAが相談対象になります。WHOがこの時間帯でUPAの有効性を高く評価している一方、日本では未承認です。

したがって、判断すべきなのは「LNGかUPAか」を自分で決めることではありません。医療機関へ次の情報を伝え、実際に間に合う選択肢を確認することです。

  • 避妊に失敗した、または避妊できなかった性行為の日時
  • 現在時刻までのおおよその経過時間
  • 最終月経が始まった日
  • 服用中の薬・サプリメント
  • 持病やアレルギー

120時間を過ぎた場合も自己判断せず産婦人科へ相談

日本産科婦人科学会の指針では、120時間を超えたLNGの効果を示すデータはないとされています。UPAも「120時間用だから、120時間を超えても少しならよい」とは判断できません。

120時間を過ぎていても、妊娠の確認時期や今後の対応について専門的な判断が必要です。薬の検索だけを続けず、産婦人科へ相談してください。

経過時間別の行動フロー

経過時間 現在の位置付け 今からの行動
0〜72時間 LNGは国内承認された服用時間内 できるだけ早くオンライン診療、医療機関、または販売可能薬局へ相談。オンラインの場合は受取方法と服用できる時刻まで確認
72〜120時間 LNGは承認用法外だが120時間までは効果が期待できる。UPAは120時間タイプとして選択肢だが国内未承認 薬局は販売の対象外。薬を自己指定せず、取り扱いのあるオンライン診療か産婦人科へ早く相談
120時間超 LNGは効果を示すデータがなく、UPAの目安時間も超えている 自己判断で諦めたり服用したりせず、産婦人科へ相談

72時間タイプと120時間タイプはどっちを選ぶ?

選び方の軸は、経過時間 → 実際に入手できる時刻 → 医師の判断です。薬の名称や「強さ」だけで決めないでください。

性行為から72時間以内の場合

72時間以内なら、国内承認されたLNG 1.5mgの服用時間内です。日本産科婦人科学会では第一選択とされています。国内承認薬で総額を抑えたいならマイピル(11,110円)が候補になります。

近くに対応薬局があり営業時間内であれば、薬局購入(6,930〜7,480円)のほうが早く安く済む場合もあります。オンライン診療を利用する場合は、診察後の受取方法と実際に服用できる時刻まで確認してください。

72時間を超えて120時間以内の場合

この時間帯では、UPAが選択肢になります。LNGについても72時間後に作用が突然ゼロになるわけではありませんが、国内承認された用法・用量の範囲外です。

薬局は販売の対象外のため、医師に相談できるのはオンライン診療か対面の産婦人科です。まず医療機関へ、性行為からの経過時間、UPAの取り扱い、診療後の受取方法と最短で服用できる時刻を伝えて確認してください。UPAが国内未承認薬であることや救済制度の対象外であることについても、説明を受けたうえで医師と判断します。

深夜・早朝に気づいた場合

この時間帯は薬局も対面診療も利用できません。24時間365日受付のソクピルなら、深夜でも診察と決済まで進められます。朝まで待つと8時間前後を失うことになります。

配送では期限に間に合わない可能性がある場合

「24時間受付」「即日発送」は、24時間いつでも診察・発送されることや、当日中に届くことを必ずしも意味しません。確認する順番は次のとおりです。

1

今から診察を受けられるか
2

72時間用・120時間用のどちらを扱っているか
3

診察後の受取方法は対応薬局での調剤か、配送か
4

実際に服用できる最短時刻はいつか
5

配送の場合は、自分の地域への最短到着時刻や当日配送の対象地域か

期限内に服用できることが確認できない場合は、特定の受取方法だけに絞らず、対面診療や販売可能薬局を含めて検討してください。


72時間タイプと120時間タイプで効果の数字が違うのはなぜ?

アフターピルの情報を比較すると、「避妊率」「妊娠阻止率」「妊娠率」という異なる数字が並びます。指標の意味と研究条件が違う数字を横並びにすると、誤った結論になります。

避妊率と妊娠阻止率は同じ意味ではない

主な指標の違いは次のとおりです。

指標 一般的な意味 読むときの注意
妊娠率 服用した人のうち実際に妊娠した人の割合 対象者の排卵時期や服用までの時間で変わる
妊娠阻止率 服用しなければ予測された妊娠数に対し、どれだけ妊娠を回避できたか 「服用者のうち妊娠しなかった割合」ではない
避妊率・避妊成功率 サイトごとに意味が曖昧な場合がある 元データが妊娠率か妊娠阻止率かを確認する

たとえば妊娠阻止率は、一般に「予測妊娠数と実際の妊娠数の差」を予測妊娠数で割って算出します。単純な非妊娠率とは異なります。

「97%と98%だから120時間タイプのほうが1%優秀」とは比較できない

異なるサイトに掲載された「97%」「98%」などの数字は、対象者、服用までの時間、排卵日の推定方法、研究デザイン、使っている指標が同じとは限りません。条件をそろえずに1ポイントの差を比べ、薬の優劣を決めることはできません。

WHOでは、研究上の妊娠率としてUPA使用者は約1.2%、LNG使用者は約1.2〜2.1%というデータを紹介しています。ただし、これは「UPAがLNGより必ず1%優れている」という商品比較ではありません。特に重要なのは、WHOが72〜120時間ではUPAのほうが他の緊急避妊薬より有効性が高いとしている点です。

どちらも100%妊娠を防げるわけではない

LNGもUPAも、服用すれば必ず妊娠を防げる薬ではありません。服用時点の排卵状況などによって効果は変わり、服用後すぐに結果が分かるわけでもありません。

服用から約3週間後に、妊娠検査薬を使用するか医療機関を受診して妊娠の有無を確認してください。日本産科婦人科学会の指針では、月経が予定より7日以上遅れた場合や、通常より明らかに軽い場合も妊娠検査を勧めています。出血があっても妊娠が否定されたとは限りません。

また第一三共ヘルスケアの案内では、服用後2時間以内に吐いてしまった場合は医療機関を受診することとされています。自己判断で追加服用せず、処方を受けた医師または薬剤師に相談してください。
副作用の詳しい症状・対処法を見る →


72時間・120時間に関係なく早く服用したほうがよい理由

72時間タイプでも120時間タイプでも、基本はできるだけ早く服用することです。期限は効果が一定に保たれる待機可能時間ではありません。

主な作用は排卵を抑える・遅らせること

日本産科婦人科学会では、LNGの主な作用は、着床を阻害することよりも、排卵を抑制または遅延させることによると説明しています。日本産婦人科医会の解説でも、LNGとUPAはいずれも排卵阻止・遅延作用を持ち、着床阻害作用は認められないとしています。

排卵の時期を本人が正確に把握するのは難しいため、「まだ排卵前だと思うから待てる」「排卵後だと思うから飲んでも意味がない」と自己判断することは避けてください。

「120時間タイプなら5日目まで待てる」は誤解

120時間タイプの「120時間」は、性行為後5日目まで受診や服用を先延ばしにしてよいという意味ではありません。WHOも、緊急避妊薬は性行為後できるだけ早く服用することが望ましいとしています。

配送の都合や予定を優先して待つのではなく、現在利用できる対面診療・薬局・オンライン診療を比較し、最も早く適切な薬を服用できる方法を選ぶことが重要です。


意に反する性交だった方・費用が心配な方へ

同意のない性交や性暴力の被害にあわれた場合、緊急避妊にかかる費用が公費で負担される制度があります。費用や時間を理由にあきらめる必要はありません。ひとりで抱え込まず、以下の窓口に連絡してください。

相談できる窓口

性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター

全国共通短縮番号「#8891」(はやくワンストップ)。最寄りのセンターにつながり、医療機関の案内や費用面の相談ができます。

警察の性犯罪被害相談電話

#8103」(ハートさん)。緊急性のない相談は「#9110」でも受け付けています。

電話で話すことがつらい場合は、多くのセンターでメールやSNSでの相談も受け付けています。薬局や医療機関でも案内を受けられます。16歳未満の方が関わる場合も、必ず窓口や医療機関に相談してください。


アフターピル72時間・120時間についてよくある質問

Q
72時間を1時間過ぎたらもう効果はありませんか?
A
72時間後にLNGの作用が突然ゼロになるわけではなく、120時間までは効果が期待できるとされています。ただし、72時間超は国内承認された用法・用量の範囲外で、薬局での購入もできません。UPAを含む選択肢もあるため、自己判断で諦めたり服用したりせず、オンライン診療か産婦人科へすぐ相談してください。
Q
72時間以内でも120時間用を選べますか?
A
UPAは120時間以内に使われる薬ですが、日本では未承認です。72時間以内にUPAを扱う医療機関もありますが、国内承認されたLNGが第一選択であることや、個別の状態を踏まえて医師が判断します。
Q
120時間用のほうが強い薬ですか?
A
単純に「強い薬」「完全な上位互換」とは言えません。WHOは72〜120時間ではUPAの有効性が高いとしていますが、国内承認の有無も異なり、UPAは救済制度の対象外です。経過時間、入手時刻、医師の判断で考えてください。
Q
エラワンは日本で承認されていますか?
A
いいえ。UPAを含むエラワン等は、2026年8月時点で国内未承認です。処方を受ける場合は、未承認であることや医薬品副作用被害救済制度の対象外であることについて説明を受けてください。
Q
アフターピルは薬局で買えますか?
A
はい。2026年2月2日から、LNG 1.5mgを含む要指導医薬品の販売が始まりました。6,930〜7,480円で、年齢制限も保護者の同意も不要です。ただし販売可能薬局は限られ、本人が研修修了薬剤師の説明を受け、その場で服用します。UPAは薬局では取り扱っておらず、72時間超も販売の対象外です。来店前に厚生労働省の最新一覧と在庫を確認してください。
Q
120時間を過ぎてしまったらどうすればよいですか?
A
自己判断で薬を服用したり、もう何もできないと諦めたりせず、産婦人科へ相談してください。妊娠確認の適切な時期や今後の対応について案内を受ける必要があります。

まとめ|違いより「今からどれだけ早く服用できるか」が重要

アフターピルの72時間タイプと120時間タイプの主な違いは、成分・国内承認の有無・服用時間です。

72時間タイプはLNG 1.5mgが中心で、国内承認薬として第一選択

120時間タイプはUPA 30mgが中心で、72〜120時間では有力な選択肢

UPA/エラワン等は2026年8月時点で日本では未承認で、救済制度の対象外

LNGは120時間までは効果が期待できるが、72時間超は承認用法外で薬局販売の対象外

120時間を超えたLNGについては、効果を示すデータがない

どちらも100%妊娠を防げるわけではなく、早い服用が重要

「72時間用と120時間用のどちらが強いか」を比較し続けるより、今の経過時間で、実際にいつ服用できるかを確認してください。

72時間以内なら、国内承認薬を扱うマイピルが総額11,110円で最安。近くに対応薬局があれば6,930〜7,480円でその場で服用まで完了します。

72時間を過ぎている場合や深夜・早朝は、24時間365日受付のソクピル。薬局は72時間超だと販売の対象外です。

120時間を過ぎた場合も、自己判断せず産婦人科へ相談しましょう。服用後は、約3週間後の妊娠確認を必ず行ってください。


参考文献

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